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 May 22,2018

■モリのいる場所

 沖田修一監督の最新作「モリのいる場所」を観てきました。沖田監督が初めてシリアスものを作ったのかなと思いましたが、やはりギャク満載の作品でした。時代設定は1970年代で、ドリフのオマージュ(やらずにはいられなかった感あり・笑)や、樹木希林さんの冒頭シーンでお手伝いさんが沢田研二さんの「危険なふたり」を口ずさんでいるという寺内貫太郎一家オマージュなどがあります。後半、この世の人ではない人が出てくるというファンタジー的展開もありますが、もう一度観たいと思ったのは先生が旅館の看板を書く大爆笑シーンです。それにしても、寺内貫太郎一家で作ったフケ役を演じた樹木希林さんがそのままでおばあちゃんを演じる歳になられたことが感慨深いです。

 

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