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■横浜ネタ〜その2 ドルフィン

 
ーミンと言えば、かつてよく実在の店などが歌の中に登場したのですが、そんな中でも「ゴッデス」とともに
昔からのファンにとっての聖地と崇められているのが「ドルフィン」ではないでしょうか。

「海を見ていた午後」(1974年、荒井由実のセカンド・アルバム「MISSLIM」に収録)に登場するこの店は今も実
在するレストランです。ただし、正確には「山手」ではなく「根岸」ですし、「三浦岬」は見えないのですが。

私がここへ初めて行ったのは高校生の頃でした。当時のドルフィンはとても大人の雰囲気があって、早くこういう
場所へ緊張せずに、行きたいものだと思ったものです。そう、昔はいい意味で子供の入店を拒絶するような雰
囲気のある店が横浜にもたくさんありましたな。関内の「オリジナル・ジョーズ」とか本牧の「リキシャ・ルーム」と
か。まあ、東京で言えば、「キャンティ」みたいなもんです。

その後、「ドルフィン」は何回かリニュアルして雰囲気が変わりました。私はかつて「ドルフィン」に歩いて行ける場所に住んでいたのですが、結局、そばにあっても1度しか行かなかったです。そういうものなのかもしれません。一時期、軽井沢にも支店がありましたね。

灰皿はまだ有名になる前のお店で譲ってもらったもの。
そういえば、「ドルフィン」のそばに15年ほど前まで
あった「ビラベルデ」って店はよく行きました。


  

                                                          2002/6/15

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