■カックン
リトル・リチャードが1958年にリリースしたシングルの邦題。「すてきなママさん」は分かりますが、カップリングの「あたしゃカックン!」がどうしてこんな邦題になったのかずっとひっかかっていたのです。
先日、ある本を読んでいて、ああ、これのことだったのかと合点がいったのが、1958年あたりに脱線トリオというコメディアンが流行らせた「カックン」という言葉。当時、大流行した言葉のようで「カックン超特急」という映画や、「カックン・ルンバ」というレコードまであった模様。要するに原題の'Ooh
My
Soul'は「なんてこったい」みたいな訳しようのない言葉なので、流行り言葉ならアジャパーでもガチョーンでも、なんでも良かったということなのでしょう。
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