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 Dec 18,2020

■レコード・プレイヤー

 CDというメディアが登場してからも、しばらくは新譜もCDとレコードの両方が発売されていましたが、それがCDだけになったのは1988年ごろだったでしょうか。そのころからオーディオ・メーカーはレコード・プレイヤーの新たな開発を辞め、とりあえず手っ取り早くレコードが聴ける安価なプレイヤーが出始めたと記憶しています。

うちのプレイヤーも優に20年は経っていると思いますが、1990年代にプレイヤーがなくなると困るという危機感からその時期に入手したもの。この替針もその数年後に生産中止になり、確か白楽にあったレコード店に在庫があるのを聞き、わざわざ買いに行きました。

現在、このプレイヤーを使うのは数年に一回あるかないかですが、久々に回してみると、異音が発生するようになっていました。たぶんラインアウトからは正常な信号が出ているのでだましだましなら使えると思いますが、相当レアな音源でさえネットで聴ける時代になった今、レコードやプレイヤーの存在価値はどのあたりだろうと考え中です。

 

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