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■サイモン&ガーファンクル 中学ぐらいの時にみんなギターを弾き始めて、ちょっとうまいやつがコピーしていたのがサイモン&ガー ファンクル(以下S&G)だったんですね。 私はと言えば、S&Gの品行方正のような、教師たちも推奨するようなサウンドにはどうも馴染めなかったです。 一応聴いてもみましたが、ちっとも楽しくないんですね。ルックスも全然ポップじゃないし。まるで音楽の授業の クラシックを聴いているような感じでね。少なくともビートルズを初めて聴いた時のようなプリミティブでストレート な衝動っていうのは感じなかったです。手っ取り早く言えば、当時は教師や親たちが眉をひそめるような音楽こ そが私にとってはこの上なく魅力的だったんですね。 ところが、最近、よく聴いているんです。詞などはよく読んでみると小説のようでかなり深いですな。 曲もちゃんと聴いてみると「おっ?」って思うほど巧妙なコードが使われていたりしています。うーん、こんなふう に昔は苦手だったジャンルで聞き逃している名曲がたくさんあるんだろうな〜。
2003/3/24 |
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