■Born
to Boogie
Tレックスの映画「Born to
Boogie」(1972年)を初めて見ました。
思い出してみると、Tレックスが演奏している動画は今まであまり見る機会はなかったような気がします。ステー
ジでのマーク・ボランの印象はジミヘンのようでもあるし、プリンスのようでもあります。また、エルトン・ジョンとリ
ンゴ・スター(この映画のプロデューサー)が参加するジャム・セッションなどもあります。場所はアップルスタジ
オかな? ライブやセッションの合間合間にインサートされる演技っぽいシークエンスはマジカルミステリーツア
ーなども連想させます。
あの時代、Tレックスがあれほど話題になったのは、ビートルズ解散後の停滞したムードの中で、誰もが次代の
ロックスターを探していた結果だったのでしょうね。確かに「インパクト」とか「フェノメナ」という部分で括れば、マ
ーク・ボランの出現はビートルズに匹敵していたのかもしれません。そして、それは若い時にしか感じることので
きない価値観なのでしょう。
いや、でもなんかこのあたりのグラム系、例えば「スレイドっていたよね?」とか「スージー・クワトロは・・・」とか
いう話を友人とすると大笑いになってしまうのはなぜなのでしょうね?(笑)
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