■音源の更新
いかにして仕事を楽しくやるかの方法のひとつに新しい音源を使うという手があります。ま、手っ取り早くいえ
ば、ハードウェアを変えて気分を変えるというところです。
普段、私が一番多く使っている音はアコピとエレピですが、このサンプリングはもうかなり前の規格。途中、一回
他の新しい音源にシフトしたこともあるのですが、どうもしっくりこなくて元に戻ってずっと使い続けています。
でも、たまに飽きがきまして、思い出したように新しい音源方面へ関心が向くことがあるのです。今欲しいのは
一日付き合っても飽きの来ないエレピのトーンです。
まあ、サンプルの世界ではいかにサンプル元のいい楽器を探してきて、いい環境、かつ高いレイトでサンプリン
グするかが前提。たぶん、この世界での日本メーカーの占有率は間違いなくトップですが、そのサンプリング音
源の作成は海外のその道のプロがやっているケースも多いという事実は面白い現象ではあります。ちなみに私
も散々お世話になったローランドのJVシリーズのビンテージ・エレピのサンプルを行ったのはデイブ・カーズナー
という音色作成の第一人者です。
あとはデフォルトの音でいかに使えるかってところですかね。何が嫌いって、サンプル音のエディットほど私にと
って苦痛な作業はありません。ローランドの新しいエレピのボード、まあ、これは間違いないんでしょうが、見た
目ファルフィッサ風味のクラビアのノードエレクトロ、これは違う意味で物欲を刺激します。
|
<<一番下は古いヤマハのウェイト鍵盤。現役です。 |
|