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May 12, 2007 

■高校の時のバンド

 
画したまま見ていなかったテレビ番組を見ていたら、椎名林檎さんのバックでタブラを叩いていたミュージ
シャンが高校でバンドを一緒にやっていたF君でした。

F君は当時、ベースだったんですけど、曲によってはフルートなども吹くマルチな人でした。我々はいつも学校の
ギター部の部室で練習していましたが、ある日、新しいベースアンプを持ち込んだF君が「こんなものをつけて
みたよ」と見せてくれたのは、ベースアンプのバックパネルに自分で増設した鍵穴。つまり、彼は部室に置きっ
ぱなしにしているアンプを他の人に乱暴に使われてはかなわないと思い、鍵を使わないとパワーが入らないよう
に改造していたのですな。器用な人だ。

そのバンドの中心メンバーだったギターのM君は家業の医院を継いで、ドラムのS君は一時、サラリーマンにな
りましたが、結局、家業を継ぎました。S君の家というのが、家の敷地内に山がある(横浜市ですよ)という広大
な屋敷で、その庭で大音量で練習したことなどもありました。そうそう、当時、ピンクフロイド・アット・ポンペイと
か、ビートルズのルーフトップ・ライブとか野外で演奏するのがなんかカッコよかったのですな。上半身裸になった
りしてね。ハハハ。今は周りも劇的に変わって、たくさん住宅が出来たので、そんなことをやったら、即、通報さ
れると思われますが。

学園祭かなにかのステージでのショット。高1か高2ぐらいの時
でしょうか。左からF君、M君、私。
アコギの編成でやった曲はほとんどがM君のオリジナルだっ
たと記憶しています。
そうそう、確かM君の曲で自主制作のレコードも作ったはず。
彼の書く曲はどことなく、1970年代のUKプログレの香りがし
たものです。

岸正之ホームページ kishi masayuki on the web


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