■ロジャー・ニコルスのこと
1960年代後期から1970年代初期にかけて、多くのヒット曲を書いたロジャー・ニコルス。作品はそれほど多く
はなく、100曲に満たないということです。
よく知られているのはカーペンターズに書いた「We've
Only Just Begun」とか「Rainy Days And Mondays」など
ですが、日本ではなぜか彼が1960年代に結成していたRoger
Nicols & Small Circle Of Friendsがコアなファン
に支持され、ひそかにブームになったことなどもありました。私はこのブームの時に、ブームの震源地があまりに
サブカルなフィールドであったために、A&Mの王道作曲家のロジャー・ニコルスと、Small
Circle Of FriendsのRoger Nicols がなかなか結びつかなかったです。
日本で1970年代にデビューした、いわゆる「ニューミュージック」のアーティストで、ロジャー・ニコルスの影響を
受けている人は少なくないと思われるのですが、私が個人的に日本の作曲家で最もニコルスに近いと思ってい
るのは、都倉俊一さんです。
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ちなみにスティーリー・ダンの「Aja」にエンジニアとして名を連ねている
ロジャー・ニコルスは同姓の別の人です。
近々、自宅仕事場の機材テストのために、ロジャー・ニコルスの曲を
録音しようと思っています。
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