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May 13 ,2013

■ハリマオのギターの人

 
まれて初めて行った日本武道館の記憶です。

それは1974年のこと。エリック・クラプトンの日本公演で、初めて観た外タレのライブでもありました。席は東の2Fだったと思います。今から思うとこのツアーはクラプトンが3年ぐらい休んでいた後の復帰ライプみたいな感じだったんですね。ステージにソファーが置いてあって、イボンヌ・エリマンというコーラスの女性が座ったりしていたのが印象的でした。

確か「レイラ」とか「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」とか「バッジ」とかやったと思います。「アイ・ショット・ザ・シェリフ」は間違いなくやりました。クラプトンはミュージックマンのアンプと有名なボディの端を切ったエクスプローラも使っていました。

で、その本編と同じぐらい記憶に残っているのが、オープニングアクトだったんですよ。日本の「ハリマオ」というバンドが出ていたんです。確かツインボーカルで、見た目はちょっとスリードッグナイトみたいでした。音はユーライアヒープみたいなハードロックに近いものでしたけどね。なぜ、鮮明に覚えているかというと、ギターの人がソロの最後にギターをぐるぐる回すのですよ。プロペラみたいに。あれは驚きました。

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