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■経年変化 もうひとつ。経年で起こる塗装の白濁。これも同じメーカーの楽器でも出る個体と出ない個体があります。この原因には諸説ありますが、メーカーのアナウンスによれば塗料に入っていた特定の添加剤と水分の化学反応とのことです。この12弦ギターは1980年代後期のもの。ダークな塗装部分は特に目立ちますが、音や機能に影響するものではないので放置します。 そして、塗装のクラック。ラッカー塗装の楽器特有の現象です。多くが温度の変化によって発生するのでウェザーチェックなどとも呼ばれます。まあ、エイジドとかレリックとかいって新しい楽器にわざわざクラックをつけて古く見せる方法があるぐらいですので、これもこの程度なら問題ないと見ていいと思います。放置です。 |
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