■セプテンバー
竹内まりやさんの1980年のシングル「セプテンバー」。
この詞の中で「街は色づいたクレヨンが涙まで染めて走る」という一節があります。今日の朝、ふと思い出して、これはどういう意味なのだろうと、考えています。
まさか、走っているのはクレヨンではないので、やはり「クレヨン画」なのでしょうか。つまり、「秋になって街はクレヨンで描いた絵のように色づいています。そして、私の涙まで同じ秋色に染めて街は移り変わっていきます」という解釈でよいのでしょうか。
それにしても、この歌の主人公、年上の女性に彼をとられるのに、彼に借りた辞書のラブという文字を切り取って返すという余裕(笑)。このライト感があの時代のポップスが気持ち良かった理由のひとつだったのだと思います。
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