■レイモン・サヴィニャック
ラジオから流れてくる曲が気になって作者を調べると、ああ、やはり自分が前から好きなあの人の作かと思うようなことは良くあります。
同じく絵の世界でもどこかで見た広告のポスターが気になって調べると、ああ、やはり前に気になっていた人と同じ作者だったかと妙に納得してしまうのです。先日もみなとみらいの雑貨店で手に取った黄色い皿に描かれていたボトルで酒を飲む熊のイラストが気になって調べるとやはりフランスの商業的なポスターを多く手掛けたレイモン・サヴィニャックの作でした。
サヴィニャックの書いた商業ポスターは人物、動物などがどこかユーモラスで、見た瞬間思わずにやりとしてしまいます。日本では、1950年代に森永チョコレート、1970年代にサントリー、1980年代にはとしまえんを手掛けているということなので、名前は知らなくてもこれなら見たことのあるという人はいるかもしれません。
下写真は3年ぐらい前に買った泉屋の限定缶のクッキーですが、このサンタクロースは偶然にもサヴィニャックの作でした。
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