■キャッチコピー
レコードの時代、帯にはだいたいキャッチコピーがついていました。おそらくレコード会社の人が勝手に考えたものだと思いますが、キャッチーさを前提としているために、かなり暴走気味のものもありました。
例えば、サディスティック・ミカ・バンドのデビュー・アルバムのコピーは「ムーグ野郎のギンガム集団、アロハのドーナツ」と訳がわかりません。
また、ユーミンのファースト「ひこうき雲」には「魔女か!スーパー・レディか!新感覚派・荒井由実 登場!!」。「流線形'80」には「新たなる衝撃!!これこそ完成されたアルバムと言えるでしょう。」。
ピンク・フロイドの「原子心母」は「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」と仰々しいです。
そういう私のファースト・アルバムの帯にも付いていました。
「都会の日常生活のなかに彼が見る世界はちょっぴりハイセンス。だから彼の歌がハートに心地よい」 凄いこといってたんですね・・・。
|