■水道橋散策

　年内にどうしても行きたいところがあって、水道橋に向かいました。神保町の古書店通りはよく行くのですが、神保町から水道橋へ続く白山通りををゆっくりと見て回ったのはたぶん初めてです。

行列の出来ている飲食店がかなりあり、神保町はカレーのボンディがいつも行列ですが、白山通りはやきそばのみかさという店が大行列でした。また、この通りも結構古書店があり、大学受験の赤本を専門に扱っている古書店では三島由紀夫の展示などをやってました。上を見上げると昭和の時代からあったような看板もありましたが、驚いたのはかるた（花札、トランプ、ボードゲームなども）を専門に扱っている店があり、デッドストックのような商品を普通に売っていたこと。例えば、ブルーコメッツ（GSの）のトランプなど。たぶん50年以上前のデッドストックでしょう。

で、行きたかったところとは「猫の本棚」という本屋さん。本屋さんといっても、シェア型といって個人が30×30cmぐらいの棚を借りて、思い思いの本やグッズを売るという形態。棚主は映画関係の方が多い印象でした。商売というよりはミュージアムもしくは発表の場という感じで、なるほど映画のクリエイターはこんな本を読んでいるんだと見入ってしまいました。