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■ビートルズ的ギミック ビートルズは中期以降、テープレコーダーのテープスピードをコントロールして新しいサウンドを作ろうとしますが、「イン・マイ・ライフ」(1965年)の間奏ではこのギミックが行われています。 この間奏を弾いているのはプロデューサーのジョージ・マーティンで、このバロック的なフレーズをマーティンはテープスピードを半分に落とした状態で1オクターヴ下で弾き、元に戻すという荒業を使いました。 「イン・マイ・ライフ」間奏のハーフスピード(テンポ51)+1オクターヴ下ヴァージョン(音が出ます) 「イン・マイ・ライフ」間奏のノーマルスピード(テンポ102)戻しヴァージョン(音が出ます) ちなみにこのテープスピードのコントロールによって早いフレーズを録るという方法は「ハード・デイズ・ナイト」(1964年)の間奏ですでに行われています。 クリームの「荒れ果てた街」(1968年)のソロ部分も明らかにテープスピードを遅くして弾いてます。あのクラプトンのスムーズなヴィブラートがちりめんヴィブラートになっていますので(笑)。
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