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■ツイード・ケース ギターのケースも実用的なモノから装飾的なモノまで色々あります。マーティン・ギターに標準で付属している サーモ・プラスティック・ケースは頑丈、軽いという点で非常に優秀ですが、一方では重くても「味のある」ケース もあります。 まだ職人気質が残っていた1950年代後半から60年代前半の時代、高価であったギターにはそれにふさわしい ケースが付属していたようです。そのひとつの例がフェンダー社が標準で採用していた「ツイード・ケース」です。 ツイードは言うまでもなく生地ですが、フェンダー社はこれを装飾としてアンプの外装などにも張り付けていたの です。これは70年代以降の黒のビニール・レザー張りに比べ、圧倒的に存在感のあるルックスでした。 ギターにも様々な種類があるように、ケースにも楽器を保護するという本来の目的以外にもなんらかの主張が あってもいいと思うのですよ。
2002/8/19 |
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